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くわなスタートアップサミット開国~KAIKOKU~のその後・・・

皆様こんにちは!桑名市スマートシティ推進課です。

去る1月31日、くわなスタートアップサミット開国~KAIKOKU~を開催しました(リンク先参照)が、その後についてお伝えしたいと思います。

行政のことだから、打ち上げ花火的にイベントを実施した後、ずっと検討中のままになっているのでは、と思われそうですが、桑名市スマートシティ推進課は違います
上記イベントのピッチ登壇社の1社である「合同会社KANNON様」と、4月5日から桑名市ホームページのウェブアクセシビリティに関する実証実験を開始しました!

本件は、4月5日の市長記者会見で発表され、多くの報道機関に取り上げていただきました!
「桑名市 フェアナビ」で検索!

1月31日のイベントから実証実験の開始まで、わずか2か月ほど
スマートシティ推進課の中の人が「あんなイベント」や「こんなイベント」、「そんなイベント」の準備のために奔走する中、本件も全力で取り組みました!
余談ですが、「やります、できます、やってみせます」が桑名市スマートシティ推進課の非公式キャッチフレーズです。はい。

合同会社KANNON様は、年齢や障害などに関係なく誰もが情報に対し平等にアクセスできることを目指す、「ウェブアクセシビリティ」に特化したスタートアップ
同社が提供する「フェアナビ」は、ホームページにたった一文のコードを仕込むだけで、個人に合わせた設定を呼び起こすことができるボタンを設置できる、プラグイン型のSaaS(Software as a Service)です。

例えば「てんかん」と設定すると、そのウェブページが低彩度になり、動画が停止します。
ウェブページの見た目の機能だけでなく、文章をクリックしたときに読み上げが行われる音声の機能もフェアナビには備わっています(カスタマイズ設定「サブ機能」の最下段にある「部分読み上げ」)。
細かく設定できる点も優れておりますが、一度設定を行えば、ウェブページを離れても再度ページを訪れたときにその設定が戻るという点がフェアナビの強みです。

4月5日から、市ホームページの右上にフェアナビの青いボタンが設定されておりますので、一度アクセスしてみてください。
上述のイベントでβ版を発表した「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」は、3月末にアップデート版を発表しましたので、フェアナビと合わせて市ホームページでご覧ください。

今後は、障がいをお持ちの方を含む、市ホームページ利用者からご意見をいただきながら、必要に応じて、フェアナビのアップデートも行われます。
単なるサービス・ソフトウェアの導入だけでなく、桑名市とスタートアップが共に創り上げていく、まさに「共創」と呼べる実証実験です。

「全ての方にやさしい社会」を実現すべく、この実証実験を通じて、桑名市の情報発信へのアクセシビリティ向上につなげていきたいと考えています。

引き続き、桑名市の取組をウォッチいただけますと幸いです!!

みんなにも読んでほしいですか?

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