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AI議事録の活用について

いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、AI音声認識議事録システム(以下、AI議事録)についてご紹介します。

AI議事録とは、音声データからシステムで議事録を作成するものです。従来はICレコーダーを聞きながら、Wordで打ち込み作業で入力しておりましたが、システムに音声データをアップロードし、テキストデータを取り出すことができるようになりました。

利用者の声

議会事務局の方に取材を行いました。

1)いつごろから利用していますか
導入が始まった令和2年度からです。
2)どういった業務に用いていますか
主な用途としては、各定例会における委員長報告の作成の基となる会議録作成に用いています。
通常、常任委員会等の議事録は、速記業者に委託し、校正も含めて2週間程度で完成させていますが、委員長報告作成は、開会している定例会中に議事録が必要となるため、早急な文字起こしが求められます。
そこで、議会事務局としては、AI議事録を用いて委員長報告等の作成業務を行っています。
 
3)どういった面で利便性が向上しましたか
AI議事録を用いるまでは、録音した音声を聞きながらWordに直接文字起こしをしていました。常任委員会等の会議は会議時間が長いことに加え、音声を聞きながら一から文字を起こしていく作業時は、大変時間がかかり、遅くまで残業する必要が生じていました。
このAI議事録は、文字起こしの精度も高く、修正箇所も比較的少ないため、会議録を作成するために時間は、大幅に削減でき、残業時間の削減にもつながっています。

スマートシティ推進課では、生成AIを始めとしたAI技術を積極的に導入しています。そこで、AIを上手に活用することで、職員の業務の改善と効率化を行うことができます。
また、議事録については、音声を聞きながら作業する時間に比べて、AI議事録を使う事で大幅に業務時間を削減することができています。

これからもスマートシティ推進課の取り組みを発信していきます。

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